松島・埔里/日月潭交流
 

大埔里観光発展協会のメンバーが松島町へ

 東北の震災後、日月潭の遊覧船業者が集めた義援金を、松島町に届けたことを契機に始まった日月潭と松島の交流が、今回、また一歩進んだ。今年2月、義援金のお礼に松島町長が日月潭や埔里を訪れたことに応えて、今度は大埔里観光発展協会のメンバーが松島町はじめ被災地を訪問することになったものだ。

 6月2日茆晉詳大埔里観光発展協会会長、陳錦倫魚池郷長、廖嘉展新故郷文教基金会董事長をはじめ、総勢23人のメンバーが仙台空港に到着した。早速、松島町の大観荘に向かい、大橋松島町長、桜井議長はじめ地元の各会代表、さらに宮城県経済商工観光部の西村次長も出席して歓迎会を開催し、交流を深めた。

佐藤会長、廖さん 、茆晉詳大埔里観光発展協会会長 陳郷長


 明くる3日は、佐藤松島町観光協会長らの案内で松島町を視察した。みちのく伊達政宗歴史館を訪れた後、福浦橋を渡って福浦島へ。福浦橋のたもとに台湾との絆のかけ橋の看板がある。これは正に日月潭からの義援金をこの橋の修復に役立てたことを記したものだ。

 昼食後、瑞巌寺を観光、さらに遊覧船にも乗った。深まった交流を土産にして松島と別れ、石巻に向かった。




松島町長一行、日月潭へ感謝の旅

昨年、台湾の日月潭遊覧船業者と新故郷文教基金会はチャリティ船券を販売し、その売上金を日本東北の松島町に届けました。これに対し、2月4〜5日大橋健男松島町長、佐藤久一郎観光協会会長など一行4人は,そのお礼を伝えるため日月潭などを訪れました。日月潭の水社桟橋で藍天船隊、日月潭國際遊艇有限公司、新故郷基金會にそれぞれ感謝状を贈呈した後、湖上遊覧しました。また、大埔里観光発展協会会長や地元自治体の魚池郷長、日月潭国家風景区管理処などを表敬訪問し、これから両観光地の交流などについて意見交換しました。
松島町長感謝の旅(新故郷基金会HP) 

台湾新故郷と被災地市民交流会で東日本被災地を訪ねる
2011年7月20日から7月24日

詳しくは下記から
○縁と縁をつなぐ被災地訪問 
垂水英司
○ 石巻の手のひら    若生麻衣 



愛を日本へ―日月潭チャリティ乗船券の義援金は宮城県松島町の復興へ
2011.4.24 新故郷文教基金会HP

日月潭は921大地震の被災地域で、日月潭交通船は日本東北大地震と津波災害に見舞われた地域と同じような気持ちを抱いていた。このため、運航業者は、1000枚の特別チャリティー乗船券を発行して義援金を日本に送ろうと、今日から埔里の紙教堂で販売を始めた。
3月11日日本で発生した東北大地震と津波は、多大な死傷者と多くの人々が家をなくすといった状況を引き起こした。その災害状況は1999年に発生した台湾921地震よりはるかに深刻である。

日月潭交通船は、日月潭でもっとも多くの船を持つ共同経営船団である。

紙教堂園区を運営する新故郷文教基金会の廖嘉展理事長は、921大地震の際、日本は11億台湾元に及ぶ義援金と1000戸あまりの仮設住宅を寄贈し、さらに海外から日本が最初に台湾へ救難隊を派遣した。
日月潭は921大地震の被災地域のひとつで、再建過程で各界から関心や思いやりを受けた。だから、自然災害が引き起こした重大な影響を身をもって感じることができると述べた。

日月潭交通船がこの乗船券のチャリティー活動の場所を埔里桃米社區の紙教堂に決めたのは、紙教堂は元々1995年阪神・淡路大震災当時建てられた臨時の教堂だったのを、その後台湾に移築したもので、台日震災復興の交流の上で非常に意味を持つ場所だからだ。

紙教堂は、限定1000枚のチャリティー乗船券販売活動を開始した。1枚300元のチャリティー乗船券を現在200元で販売し、乗船券一枚につき紙教堂が100元を賛助している。紙教堂とあなたが手を取り合って日本に愛を送ろうと呼び掛けている。
一枚の乗船切符で心ゆくまで日月潭を遊覧することができ、使用期限はない。予定の枚数が完売すれば、30万元の募金額が集まる見積もりである。この売上金はすべて、日本の被災者の為に使われる。

日月潭交通船では、日月潭国家風景区管理局の指導に基づいて、船舶業者が観光はしけ船を共同運航し、日月潭輸観光の利便性向上を目指している。合計40隻以上の遊覧船を共同経営しており、これは日月潭でもっとも多くの船を持つ共同経営船団である。

会社や友達で一括買い上げ歓迎。5枚買い上げごとに紙教堂が1枚進呈。1000枚限定、売り切れで終了。

原文は こちら


愛を日本へ―日月潭で乗船券のチャリティ販売
2011.4.2 新故郷文教基金会HP

日月潭の運航業者は1000枚の特製チャリティ乗船券を埔里の紙教堂(ペーパードーム)で販売します。今年の4月2日から完売までで、場所は埔里の紙教堂(ペーパードーム)。

今回、運航業者が埔里の紙教堂を乗船券のチャリティ販売地点として選んだのは、紙教堂が1995年日本の阪神大震災に仮設の教会として建てられ、その後2005年まで十分な役目を果たした後台湾に移築された、非常に意義深い歴史のある建築だからだ。

乗船券のチャリティ販売は今年4月2日(土)埔里桃米社区でスタートしました。特製のチャリティ乗船券は1000枚限定、1枚が300元で、1枚で日月潭を遊覧(使用期限なし)できます。売切れで終了し、募金目標は30万元で、全額を寄付に充てます。募金の成果は紙教会のホームページで公開します。

各方面の皆さん、あるいは近く日月潭への観光を予定されている方々、ぜひ埔里桃米社区に来て乗船券を買ってください。

原文は こちら

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