紙教堂で日本の復興祈願
2011-3-24 新故郷文教基金会HP

 中央に置かれているのが彫刻「平安娃」(無事帰る)

南投埔里の紙教堂は、921震災の後、ある日本阪神・淡路大震災の再建地区から南投に送られたものだ。また921の際には日本の各方面から救助に来てくれた。だから今回日本東北でマグニチュード9.0の地震が発生した時、南投の人たちは日本で起きた地震を自分たちの事のように感じたのだ。22日には、紙教堂で「祈,平安回家」祈祷会を行い、日本の被災者の幸福を祈り、参会者で震災によって亡くなった方々に黙祷を捧げた。現場には人の背ほどある「平安娃」の彫刻が置かれていた。これは以前日本に留学していた芸術家張家銘さんが、寝る間を惜しみ5日もの時間を費やして作ったものである。

 埔里在住日本人星野さんの言葉。

参会者はその場で配られた蛙の折り紙や短冊に復興を祈る言葉を書いた。主催した新故郷文教基金会の廖嘉展理事長は、日本語の「カエル」と「帰る」は同じ発音なので、皆さんの祈りで被災者ができるだけ早く帰れることを願っている、と述べた。力強い太鼓の演奏に合わせ、皆の祈りの声が太鼓の響きに乗せて日本の青空に伝われとばかり、台湾から愛と祝福を贈った

左は在住日本人の山内さん

 

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