愛を日本へ―日月潭チャリティ乗船券の義援金は宮城県松島町の復興へ
2011.4.24 新故郷文教基金会HP


日月潭は921大地震の被災地域で、日月潭交通船は日本東北大地震と津波災害に見舞われた地域と同じような気持ちを抱いていた。このため、運航業者は、1000枚の特別チャリティー乗船券を発行して義援金を日本に送ろうと、今日から埔里の紙教堂で販売を始めた。
3月11日日本で発生した東北大地震と津波は、多大な死傷者と多くの人々が家をなくすといった状況を引き起こした。その災害状況は1999年に発生した台湾921地震よりはるかに深刻である。

日月潭交通船は、日月潭でもっとも多くの船を持つ共同経営船団である。

紙教堂園区を運営する新故郷文教基金会の廖嘉展理事長は、921大地震の際、日本は11億台湾元に及ぶ義援金と1000戸あまりの仮設住宅を寄贈し、さらに海外から日本が最初に台湾へ救難隊を派遣した。
日月潭は921大地震の被災地域のひとつで、再建過程で各界から関心や思いやりを受けた。だから、自然災害が引き起こした重大な影響を身をもって感じることができると述べた。

日月潭交通船がこの乗船券のチャリティー活動の場所を埔里桃米社區の紙教堂に決めたのは、紙教堂は元々1995年阪神・淡路大震災当時建てられた臨時の教堂だったのを、その後台湾に移築したもので、台日震災復興の交流の上で非常に意味を持つ場所だからだ。

紙教堂は、限定1000枚のチャリティー乗船券販売活動を開始した。1枚300元のチャリティー乗船券を現在200元で販売し、乗船券一枚につき紙教堂が100元を賛助している。紙教堂とあなたが手を取り合って日本に愛を送ろうと呼び掛けている。
一枚の乗船切符で心ゆくまで日月潭を遊覧することができ、使用期限はない。予定の枚数が完売すれば、30万元の募金額が集まる見積もりである。この売上金はすべて、日本の被災者の為に使われる。

日月潭交通船では、日月潭国家風景区管理局の指導に基づいて、船舶業者が観光はしけ船を共同運航し、日月潭輸観光の利便性向上を目指している。合計40隻以上の遊覧船を共同経営しており、これは日月潭でもっとも多くの船を持つ共同経営船団である。

会社や友達で一括買い上げ歓迎。5枚買い上げごとに紙教堂が1枚進呈。1000枚限定、売り切れで終了。

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