坂茂の世界展―芦屋の画廊で開催中

 芦屋にオープンしたアートスペース高瀬舟


芦屋のアートスペース高瀬舟でオープン記念企画展「坂茂の世界―鷹取教会からポンピドゥーセンターへの軌跡―」が開催されています。この画廊のオーナーである綱島正子さんは、ベンポスタ・子ども共和国のサーカス公演をきっかけに、震災前から鷹取教会と縁を繋いできました。阪神・淡路大震災で焼け落ちた鷹取教会復活へペーパードームが誕生したことに衝撃を受けたといいます。今回自分の画廊を開くにあたって、記念展を坂茂の世界展にしたのはそのためです。

台湾で再生したペーパードームの展示

こぎれいなスペースには、フランス国立ポンピドゥーセンター分館など坂茂氏の作品や、ペーパードームの建設から台湾再正、さらには坂茂氏の被災地支援などの様子が、写真や模型・ビデオなどで紹介されています。なお、22日の2時から神田神父の話も予定されています。

 

展覧会は5月29日まで、10:30〜18:00で、水曜日は休み。アートスペース高瀬舟は芦屋市岩園町1‐24 お問い合わせ 0797‐69‐7337
http://ashiyatakasebune.web.fc2.com/index.html

坂氏は、東日本大震災の避難所で紙パイプの仕切りを提案。(展示写真から)